画像処理外観検査インテグレーション事例
弊社インテグレーション事例を動画でご紹介します。
テーピング収納状態の電子部品外観検査
エンボステープ内に収納された、
電子部品のテーピング後検査の自動化を実現します。
装置ご協力
株式会社上野精機長野 https://ueno-seiki-nagano.co.jp/
画像処理外観検査の導入業界と事例
画像処理検査を使った外観検査にはどのようなものがあるのか、業界別にご紹介します。
半導体業界
- リードフレーム外観検査
- ICリード外観検査
- BGA・WLCSPボール外観検査
- 半導体パッケージモールド外観検査
- ウエハーリング位置決め及び外観検査
- ウエハーID読み取り
自動車部品業界
- タイヤリム径測定
- 歯車外観検査
- ジャンクションボックス外観検査
電子部品業界
- 水晶デバイス外観検査
- チップ抵抗外観検査
- LEDチップ外観検査
- テーピング完成品の外観検査
各素材業界
- セラミック基板外観検査
- バッテリー電極板外観検査
画像処理による外観検査システム
検査用途例
ヴィスコ・テクノロジーズ製画像処理検査装置
VTV-9000シリーズ
VTV-9000シリーズはヴィスコ・テクノロジーズ社が独自に開発したソフトウェアVisionManagerと、ハードウェアを一体化した画像処理検査装置。直感的な操作で検査の設定も簡単に、スムーズな立ち上げを実現します。
■良品のバラつきを考慮した傷・異物検査
工業製品は、いつも同じ環境・同じ材質で同じ製品を生産できるとは限りません。ロットごとに違いが出ることがあります。DefFinder®は複数の良品モデルを登録することで、統計的に正しい良品画像を作成。傷、汚れ、異物などの外観上の欠陥を安定して検出・検査、バラツキのある検査にも対応します。DefFinder®はヴィスコ・テクノロジーズ株式会社の登録商標です。現場で使用され続けて10年以上の実績を誇る外観検査ソフトウェアです。

■対象物の凸凹(膨れ・へこみ)の検出
異なる位置の照明で撮像した複数枚の画像を解析し、表面の”うねり”などをキャンセルして凹凸欠陥のみを検出します。「PMS検査」ツールなら、一般的な光学系では検出が困難な”微小な凹凸”や”緩やかに変化する反り”などを可視化できます。「目視でしか欠陥を見付けることができない」「鏡面の対象物なので打痕の検出が難しい」「表面に模様があるので検査が難しい」など、様々な問題を解決します。

■ピンの打痕や上下揺れを高精度に検出
プレスフープ品の表面の凹凸を検出します。ヴィスコの光学技術で、従来の手法では検出できなかった「変形しない打痕」や「上下振れ」も見逃しません。今までの1カメラで正面からの撮像では、主に寸法検査を行うことが一般的でした。独自の光学系とソフトウェアによって、正面からの撮像で寸法検査はもちろん、変形しない打痕や傷・上下振れ・ねじれ・緩やかな折れなども検出可能です。また、表面の凹凸を見る手法により、材料のこすれ汚れはキャンセルすることも可能です。

■大型製品を高速で分割撮像・一括処理
各ステージごとに撮像された画像を貼り合わせて、一つの画像として処理。目視検査と同等の検査を自動化できたことで、さらなる品質安定と生産性向上に貢献します。高速画像取込みを実現したヴィスコ・テクノロジーズ社の画像処理検査装置VTV-9000miniRと高速・高画素カメラの組み合わせで、製品に要求される精度・処理時間を実現。

■円筒形状物の外観検査
円筒形状物を回転させながら、2台のエリアカメラで撮像することで、全周検査(外周・内壁・小口)が可能です。
【エリアカメラだから出来る事】
・任意で領域設定ができるので、明視野と暗視野画像など複数の合成画像を一度に取得可能。
・位置決め後に画像を切り出すため、ワークが偏心した場合でも検査に適した画像を合成可能。
・エリアで確認できるため、ピントや照明調整が容易。
